「詩楽」vol.4を公開しました。今回の詩のアンソロジーは、かいぞくさん、谷竜一さん、平井容子さん、モリマサ公さんの小詩集です。そしてvisualityには、イラストレーターのyukiiroさんに登場していただきました。
また、どこに何があるか分かりにくい、という読者の方からの声がありましたため、今回から「詩楽」は詩とビジュアリティ、「コトバト」は散文、というふうに区分けすることにしました。より読みやすい誌面づくりを心がけてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今月のコトバトの挿画を手がける森本ゆふさんは、『詩学』の最後期に扉の挿画を担当されています。今回の洗濯バサミのイラストなど、ことに当時の『詩学』を彷彿とさせられます。
今月のコトバト、八森紅雄さんが清岡卓行について文章を寄せてくださいました。また、竹内敏喜さんの連載エセー「今、詩歌は葛藤する」第9回は篠原憲二『沖の音』をめぐって。今月のコトバトでは、石垣りんの詩を紹介しています。ぜひご一読ください。
「詩学」1958年9月号、1959年4月号、同6月号、同7月号、同11月号の表紙と目次の情報を、「詩学の旅」にアップいたしました。
今月は、春日線香さんが、詩人鎌田喜八について書いています。また花本武さんの連載エッセイ「詩じゃない日の暮れ方」第4回を掲載。詩集紹介は、大谷良太『ひなたやみ』、唐作桂子『川音にまぎれて』、高貝弘也『白緑』。【今月のコトバト】は、前回から引き続き山之口貘の「ミミコの独立」(挿画:森本ゆふ)です。ぜひご一読ください。
「詩学」1958年4月号、同6月号、同10月号〜同12月号、1994年1月号〜6月号の表紙と目次の情報を、「詩学の旅」にアップいたしました。
「コトバト」のデザインをリニューアルしました。
そして『詩学の友』の執筆者の作品を紹介する「詩と人」という新コーナーができました。初めに小網恵子さん、竹内敏喜さん、前田康子さんの詩歌を紹介しています。
また今月は【詩論】竹内敏喜「今、詩歌は葛藤する」第6・7回、【詩のエッセイ】小網恵子「詩の散歩道」最終回、【詩と遊ぶ】馬野幹を掲載。【今月のコトバト】は、山之口貘「石に雀」(挿画:森本ゆふ)です。ぜひご一読ください。
「詩楽」vol.3を公開いたしました。
今回の詩楽アンソロジーは、キキさん、ともちゃん9さいさん、岩間由夏さん、原口昇平さんの小詩集です。visualityでは、写真家の金田幸三さんの作品を掲載しています。福島奈美子さんのエッセイ「本棚の詩人」は、辻征夫についての第2回(挿画:yuzuko)。リレーエッセイ「大切にしている言葉」第3回は、書体デザインなどを手がける大崎善治さん。エッセイ「詩の声をきく」は、安藤春菜さんによる山之口貘論です。
今月は、蛾兆ボルカさんにエッセイ「ブルーベリーのこととかを考えながら詩を書いています。」を寄せていただきました。また詩集紹介のコーナーでは、古楓「央さんが、佐々本果歩『よるのいえのマシーカ』を紹介してくださったのをはじめ、齋藤恵美子『ラジオと背中』、菱木紅『ジャムのふた』、松沢桃『夢階 ゆめのきざはし』を紹介しています。そして【今月のコトバト】は、まど・みちお「ふしぎな ポケット」(挿画:森本ゆふ)です。ぜひご一読ください。
【エッセイ】構造「冬の光景」、【詩論】竹内敏喜「今、詩歌は葛藤する」第4回、【詩のエッセイ】小網恵子「詩の散歩道」第4回。【詩集紹介】では、柿沼徹『ぼんやりと白い卵』、斉藤倫『手をふる 手をふる』、佐々木安美『さるやんまだ』、平川綾真智『202.』の4冊を紹介しています。また【今月のコトバト】は三好達治「信号」(挿画:森本ゆふ)です。
ぜひご一読ください。